食としつらい、ときどき茶の湯

ふつうの暮らしをちょっとよく。背伸びしないで今日からできる、美味しくて心地よい暮らしのヒントを集めています。

家をつくろうとする方・つくられた方の傍で、 家 人 暮らしを永年見守り続けた 元・建築設計事務所 広報担当から
日々の暮らしを見つめるヒントをお届け。家の捉え方、 暮らしの向き合い方を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

美味しい蕎麦のはなし

長野県の麻績村に、自分で蕎麦を育て、挽いて、打ったものを売ってくれる方がいる。 仕事で初めてそのお宅を訪ねたとき、打ち合わせ終わりに「食べてみて」といただいたのが出会い。全てひとりでやっているというお父さんが、「いいかい、とにかく"茹で"が肝…

おもてなし その裏側を知る

「お茶事」は、誰もがよく知る"抹茶とお菓子"だけでなく、食事を伴うおもてなし。 本来、茶道はこの一連のおもてなしを通じて客人と亭主が心通うひと時を楽しむのもので、もてなす側・もてなされる側も、五感をフルにつかって全神経をこのひと時に傾ける。 …

空間をガラリと変える ファブリックパネル

勤めていた設計事務所では、性能の高さやデザイン性などから北欧スウェーデンの住宅を研究していた。建築はもちろん、インテリアや家具、文化、ライフスタイルなど北欧の情報に触れる機会が多く、私自身、気がつけば 北欧テイストが体になじみ、和と北欧が融…